グリーフ(悲嘆)とは何か。大切なものを失った後の心の旅
メンタルケアのヒント
岡田
運営スタッフ
2026年04月17日
「悲しんではいけない」という思い込みを手放して
大切な人を亡くした、離婚した、仕事を失った、ペットが死んだ……人は様々な「喪失」を経験します。そしてその後に訪れる複雑な感情の波を「グリーフ(悲嘆)」と呼びます。
グリーフは弱さではありません。それは愛した証拠です。愛するものがあったから、失ったときに悲しいのです。
グリーフの5つの段階(キューブラー=ロスモデル)
精神科医エリザベス・キューブラー=ロスは、グリーフには段階があると述べています。
①否認:「そんなはずはない」と現実を受け入れられない段階
②怒り:「なぜ自分が」という怒りや理不尽さを感じる段階
③取引:「〇〇すればよかった」と後悔や交渉をする段階
④抑うつ:深い悲しみや無力感に沈む段階
⑤受容:喪失を受け入れ、新しい生活を始める段階
これらの段階は必ずしも順番通りではなく、行ったり来たりすることもあります。「まだ立ち直れない自分はおかしいのかな」と思う必要はありません。
グリーフを癒すために大切なこと
①自分の感情に名前をつける
悲しい、怒り、罪悪感、安堵……どんな感情も否定せず、「今私は〇〇を感じている」と認めることから始めましょう。
②自分のペースを守る
「いつまで悲しんでいるの」という周囲の言葉に合わせる必要はありません。グリーフに期限はないのです。
③思い出すことを恐れない
故人の写真を見る、思い出の場所を訪れる。これは回復の妨げではなく、むしろ大切なプロセスです。
専門家のサポートを求めていい
グリーフが長期化したり、日常生活に支障が出てきたりする場合は、グリーフカウンセラーや心理士のサポートを受けることをおすすめします。悲しみを一人で抱え込まなくていいのです。
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